洗濯です!その2

昨日、せっけんの熟成開始をお知らせしましたが、今日はせっけんつながりで、「洗濯です!」のその2の登場です!

復唱ですが、洗濯板が我が家には3枚あります。

左二つが桜材、右はわかりません・・・(汗)。

でも、一番右の大きいのがいちばん使いやすいんですよ!

洗濯板はお腹と桶のふちで挟むようにして使うと、安定して使うことができます。

小さいとそれができません。

そして、面が大きいと、例えば薄地のブラウスなどは、生地が傷みやすいので、両手で包み込むようにして、泡をいっぱい抱かせるように両手でふわふわ、くるくる、大きな板いっぱいに使ってころがすように洗います。

間違ってもごしごしこすらないように。丁寧にやさしくころがすだけで、あら不思議、きれ~に汚れが落ちるのです。

襟や袖の汚れはつまんでそこだけ板にくりくりすると、ほとんどの汚れは見事に落ちますよ~!

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そして、次は洗濯板独特の「U字」の溝について。

人によって使い方は分かれるそうですが、わたし流をご紹介。

まず、板の模様がこのように、Uの字になるように置きます。

はじめにこうするのは、せっけんをつけたとき、泡がU字の溝に残って、洗濯物と絡みやすいからです。

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反対に置くと、こうですよね。

これだと泡が板の上をすべって下に落ちやすくなります。

だからつまり、泡を立てるときはU字にして、洗いあがってすすぎの時、板をひっくり返してざぶざぶすると、泡が効率良く洗濯物から流れ出すのです。

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そこでもうひとつ。

桜の板の方は、引っ掛けておけるように穴が開いています。

・・・でも、これだと引っ掛けた時、水がU字の底に残って水切りができにくくなります。

つまり、穴を開けるのは逆側なのでは・・・?

昔からある右の大きい洗濯板には穴がありません。

昔は縁側や洗濯場に立てかけて乾していたんでしょうね。

まあ、穴があること自体、最近の住宅事情の反映なんでしょうね。

 

昔のお家には土間があったり、井戸水だったり。

特に農家の古いお家には風情があります。

そこに立てかけて乾してある洗濯板。

ノスタルジーを誘います。

 

洗濯大大好き、「洗濯板友の会」(「洗濯です!その1」参照 ^O^)のHotchでした!!

 

Comments

  • とてもよく解る解説で参考になりました。今洗濯のお話読んでいたら 洗濯板で洗濯したくなりました・・まえに使っていた洗濯板が 使わなくなってカビがでたりして捨てたので今度また買います。石鹸のとかしたた物だと使いやすく泡ふわふわしたのがいいですね。私子供のころ泡ふわふわでシャボンだま遊びが好きで石鹸大好きです。 

  • 洗濯板で洗濯って、健康的でどこでも洗濯できていいですよね。
    洗濯板とせっけんひとつで、柔軟剤も要りません。
    おまけにきれいになるし。あの、おふきんの恐ろしい臭いが漂白剤なしにほとんど落ちてしまうなんて。信じられないですよね~。
    家では、洗濯機があってよかったな~って思うのは、脱水機がついているということだけです。ちなみに。(笑)

  • おぉー、U字の溝はそのように使い分けるのですね!
    奥が深いー。
    私もやっぱり、桜の板が欲しくなりました。
    いっそのこと、板も素布さんの手彫り、手作り!ってのは?(笑)
    石鹸は順調にチビていってます♪

  • こちらこそ!おぉー!!
    えい、えい、おぉー! がんばれ、せっけん組!!
    手彫りの洗濯板ですかっ。じゃぁ、明日から山歩きして、まずは桜の木を探さねば!
    お姉さんは(←コレ重要)山へ芝刈りに・・・・いえ、桜刈に。なんちって(笑)。