きのこ その2「クリタケ」

昨日はヒラタケのことをお伝えしましたが、ヒラタケの収穫後に今度は「クリタケ」が出ました。
クリタケは栗の木を切った切り株に自生するキノコで、ご近所の方のお庭に出てきたのを一度ごちそうになったことがあります。
これもまたヒラタケ同様に癖がなくて美味しいキノコです。
家では軽井沢に越してきてすぐ、かれこれ5年前に菌の植え付けをして、引越しのときもあっちこっちへ移動していたので、数年前にいくつか出たきり、ご無沙汰でした。
すっかり朽ちたようにみえたので、そのまま放置していたら、今年は出たのです。
このままだと来年も出そうな気配。楽しみです。
クリタケは食べ過ぎると良くないそうですが、おつゆに入れたり、おなべに入れると抜群に美味しいです。
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実は今年、ヒラタケと同じに、くるみの木を「ほだ」にしても大丈夫ということで、大きな丸太を二本使って菌の植え付けをしました。
ごっちゃりでるかな~~。

そうそう、よく聞かれますが、シイタケ・クリタケ・ヒラタケ・ナメコなどの菌は、こちらではホームセンターでよく見かけます。
菌は小さなコルク栓のような形をして袋にいっぱい入って売っているので、ほだ木を自分で調達できるときはドリルで穴を開けてそこにその「栓」のような菌を埋め込んでいきます。
また、少し割高ですが、あらかじめ植え付け済みのほだ木も売っているので、面倒くさかったらそれを買っても大丈夫。
シイタケは東京の気候でも出ることがわかっているので、もしもこちらで買っても日陰さえあれば放置しておいて何年後かには美味しい原木栽培のシイタケが食べられることになります。
それぞれのキノコによって、植えつける木に得意不得意があって、出やすい木、出にくい木を調べてからでないと、せっかく植えても出ないことがあります。

クリタケだからといって栗の木だけでなく、胡桃の木にも出る・・・ということもあるのです。

我が家はこのほかに、シイタケはもちろんですが、ナメコと舞茸も栽培しています。
原木栽培・・・面白いですよ~。