とれとれ金柑で。

まだところどころに青さが残る金柑をいただきました。下さった方は、伊豆のご自分のお庭で採れたから・・・・。と、なんて贅沢でしょう。5粒くらいはそのままでいただきましたが、残ったふたにぎりほどの分を「金柑酵母」にしました。これは↓もう出来上がって金柑を取り除いた酵母水。冷蔵庫に入れておいたので、ぶくぶくは収まっていますが、この中にはきっとい~っぱいの酵母君がいるはず。

※金柑酵母の起こし方。

①金柑を半分に切ってビンに6分目くらいの量を入れる。②ハチミツを少し入れて、その上からひたひたにかぶるくらいの浄水器を通した水を入れる。③毎日軽くビンをゆすって、その都度軽くビンの口を閉めなおす。ふたはきっちり閉めすぎないこと。④およそ1週間でぶくぶくと泡が立って出来上がり。出来上がったら金柑を取り除いて、冷蔵庫で保存。(20~25度くらいの場所に置いておくと発酵しやすいです)

金柑酵母は天然酵母として、パンを焼くときに使います。

が、この酵母を使ってわたしが作ったのが、シードル。2日くらいでもう炭酸がいっぱい!ビンのふたを開けると、しゅわ~っとなります。さすが柑橘酵母は発酵力が強いのです。

※1リットルのりんごジュースに対し、50ccくらいの酵母水を入れて、軽く振る。20~25度くらいのところに置いて、しゅわーっと泡だったら、冷蔵庫で冷やす。グラスについでいただく。ごく軽いアルコールです。もっと強くする秘密もあるけど、秘密!!爆

一度作ったら、ビンにシードルを少し残して上からりんごジュースを注ぐ。すぐまた酵母が育ってぶっくぶく。永遠とつづく・・・・わけでもないけど。笑

柑橘酵母は独特のフレッシュな風味がします。(酵母によって味が違うのです)そしてそのフレッシュな風味は、だいたい3回目くらいの継ぎ足しでなくなってくるので、継ぎ足しのときに少し酵母水も足したほうが美味しいと思います。